長野県警Web110番

Web110番

Web110番とは

長野県警では2017年11月1日より、日本語が話せない外国人や聴覚・言語に障害のある方が、事件や事故に遭ったときに警察に通報できるようWeb110番システムを始めました。

Web110番は簡単な設問を選んでからチャットで110番担当警察官と詳細内容を会話していく仕組みになっています。また通報者が携帯電話の画像を送信したりGPSで位置情報を伝えることもできるようになっていて、ほとんどの内容は英語も併記されていて外国人にも対応できる内容になっています。

なお、Web110番のほかにFAXでの通報やメールでの通報(2018年1月1日終了)もあります。

Web110番の使い方

Web110番のURL

上記のURLに使用方法などが記載してありますが、実際に通報するURL(アドレス)と練習用のURL(アドレス)が用意してあります。

いざという時のために一度「練習用アドレス」で流れを確認しておくとよいでしょう。

Web110番の課題

メールによる通報システムを開始した2005年には迷惑メールが相次ぎ、その後積極的な広報をしていなかったために、2014年以降の5年間の利用は2件とほとんど利用されなくなっていたようです。

今回もニュースで一部とりあげられましたが、外国人と聴覚・言語に障害のある方と限定されていてせっかくのシステムが有効活用されるか疑問のあるところです。

また、多くの都道府県で同様の取り組みがされていますが、統一されたシステムになっていないため利用者にはわかりにくくなっています。

とても良いシステムだと思いますが、今後のどのように活用されていくのか注目していきたいと思います。