2018年1月のCPU脆弱性について

CPUの脆弱性

今回の頭脳にあたるCPUの脆弱性は、パソコンに限らずスマートフォンやCPUが組み込まれた他の電子機器にも当てはまる脆弱性で、Spectre(スペクター)やMeltdown(メルトダウン)と呼ばれています。

具体的には専門的で難しい内容になりますが、現在の CPU が採用している速度向上のための仕組みに存在する脆弱性です。この脆弱性が悪用されると本来はアクセスできない情報へのアクセスが可能になり、一番重要な個人情報などの機密情報が盗まれる恐れがあります。

脆弱性への対応と課題

関係各社は早速対策に乗りだしていて、Microsoftでは緊急更新プログラムの提供を開始し、1月4日にWindows 10・5日からはWindows 7向けにも「Windows Update」を通じて更新プログラムの配布が行われています。
対策を講じることでパソコンやスマートフォンなどのパフォーマンス低下が起こるのでは?と一部で報道されていますが、一般の人にはあまり影響がないとも言われていますのでセキュリティーの更新などは確実に対応していきましょう。

常に最新に保ちましょう

一般的な使用をしている限り気にすることはありませんので、極端なパフォーマンス低下の情報に惑わされないで、パソコンやスマートフォンは常に最新の状態に更新しておきましょう。

 

市民パソコン教室長野校では、パソコン健康診断など安全・安心でパソコンを利用しただけるようにサポートもおこなっています。