スマホでタグで忘れ物防止

スマートタグとスマホで忘れ物防止

スマートタグはスマートフォンと連携して忘れ物が探せるキーホルダー程度の大きさの製品です。

スマートタグとは

スマートタグのメーカーは数多くありますが、米国はじめ海外メーカーでシェアの大部分を占めています。

キーホルダー程度の大きさのスマートタグは、スマートフォンとBluetoothで繋がり、スマートフォンの専用アプリでコントロールする仕組みになっています。

スマートタグの特徴

スマートタブのメーカーや機種によっても仕様は異なりますが、共通の特徴には以下の事があります。

  • スマートフォンからスマートタグを探す
    スマートタグを鍵や財布など取り付けてます。スマートフォンにインストールした専用アプリから、Bluetoothで接続されたスマートタグをブザーを鳴らして探すことができます。接続範囲は製品により30~100m程度になります。
  • スマートタグからスマートフォンを探す
    スマートフォンを探す場合もスマートタグから探すことができます。なお接続範囲はBluetoothの接続範囲となります。
  • スマートタグを最後に検知した場所を表示
    スマートタグにはGPSの機能などはありませんが、スマートフォンとスマートタグがBluetoothの接続範囲を外れた位置を地図で表示してくれるので、紛失した場所の手がかりになります。
  • 同じ製品のユーザで協力して探す
    同じ製品のユーザーが貴方の失くしたスマートタグの近くを通ると、貴方のスマートフォンに場所のお知らせをしてくれます。この機能は販売数の多いメーカーのスマートタグのほうが可能性が高くなります。
  • スマートタグの寿命
    とてもコンパクトなスマートタグには電池交換が不可の製品もあり、電池の寿命は半年~1年程度の製品がほとんどです。電池の寿命と電池交換が可能かどうかも購入時に確認しておく必要があります。なお、電池交換が不可でもお得に製品を購入できるプログラムを用意しているメーカーもあります。

スマートタグの製品紹介

スマートタグには多くの製品がありますが、機能が優れているメーカーやデザインが優れているものなどあります。どの点を重視するかで購入する製品を絞ることができるでしょう。

Tile(タイル)

米国シェアNo1の製品で、世界230か国で販売されています。

生活防水に対応していて「TILEコニュニティー」でユーザー同士の協力で探すことができる機能を重視している人には最適でしょう。また電池交換可能な製品も販売しています。

Wistiki(ウィスティキ)

フランスのメーカでおしゃれでデザイン性が高い製品です。

カラーバリエーションだけでなく、スティック型のvoila!(ヴォワラ!)・ペンダント型のaha!(アッハ!)と近くカード型のhopla!(ホップラ!)も販売される予定です。

空港のターンテーブルなどで荷物が近づいたときに知らせてくれる「近づきアラート機能」も特徴的です。生活防水仕様ですが電池交換はできません。

MAMORIO(マモリオ)

世界最小を謳う日本製スマートタグです。電池交換は不可ですが、本体交換プログラムがあって通常の半額で交換してくれます。

また、紛失したMAMORIOが遺失物センターなどに届くと持ち主に自動的にお知らせする「MAMORIO Spot」が大手鉄道会社や商業施設・一部の郵便局。またユニークな点では動物保護施設などペットにスマートタグを付けて迷子のペットを探す取り組みなど拡充を図っています。

またGoogle HomeやLINEなど多く機器やアプリとの連携サービスも始まっています。

Qrio Smart Tag(キュリオスマートタグ)

リボンの交換が可能な見た目も可愛い日本製のスマートタグです。

電池交換が可能で、スマートフォンのセルフシャッターや音楽再生もでき、LINEとの連携も可能です。

Chipolo(チポロ)

スロベニアのメーカーでカード型もありますが、コインサイズの丸型が主力製品です。

とても小さいのに多機能でスマートフォンのセルフシャッター機能などもあります。電池交換は可能な製品もあります。

また、スマートタグの表面に企業や団体のロゴなどをプリントしてくれるサービスも提供しているので、企業の販促用などにも利用できそうです。

最後に

その他にも多くの製品があります。まだ店頭で販売している商品は限られていますが、通販サイトでは数多く見つけることができます。

スマートタグは鍵などを失くしやすい人だけでなく、ペットや企業の備品に付けて管理するなどアイデア次第で使い方も広がります。

設定や購入相談も「市民パソコン教室長野校」へお気軽にお問合せ下さい。