デスクトップに保存したファイルが消えてしまったとの相談を受けました。今回は原因と解決策について記述します。
アイコンの並び順について
Windowsのデスクトップのアイコンの並び順は、上から下へ左から右と順番に並んでいます。
今回のトラブル相談では、上図のようにデスクトップいっぱいにアイコンが並んだ状態でした。
デスクトップに表示できるアイコンの数には限りがあります。右下までアイコンが並んでしまうと、デスクトップには表示できなくなります。
まずは、不要と思われるファイルのアイコンを1つ削除してみました。すると右下に表示できなく隠れていたアイコンが表示されるようになりました。
このように、ファイルアイコンが消えてしまったのではなく、単に表示できずに隠れてしまっているとわかります。
エクスプローラーから探す
エクスプーラーからデスクトップの項目を選択すると、デスクトップのファイルやフォルダー一覧を見ることができます。
ここでは、デスクトップに表示されていないアイコンも全て見ることができます。
デスクトップのアイコン表示について
今回のトラブル相談でも、一時保存のつもりでデスクトップにファイルを保存していたとの事でしたが、あまりに数が多くて、本人も毎回ファイルを探すのに苦労されていました。
デスクトップのアイコンの表示は1列または2列程度にしましょう。特に性能の低いパソコンでは表示が遅くなるなどデメリットしかありません。
一時的に未分類のファイルを保存しておくのいいですが、保存場所が決まったら指定のフォルダーなどに移動して、デスクトップはなるべくスッキリした状態にしましょう。
ファイルの整理術
①パソコンの階層奥に保存する場合やよく利用するフォルダーは、ショートカットを作成してデスクトップに置いておきましょう。
ショートカットを作成したいフォルダーを選択して、右クリックで「ショートカットの作成」で簡単に作成することができます。あとは、作成したショートカットをデスクトップに置いておきましょう。
②業務などで似たようなファイルを幾つも作成する場合があると思います。
デスクトップに限らず、作成したファイルにも同じようなファイルがあると探すのに苦労します。
そんな時は、番号や数字を使ってファイル名を作成しておくと便利です。例えば、日付で管理する場合は「企画書2020-07-12」などとしておきます。順番に並べ変えられるように、7月12日でしたら07-12などケタを同じにしておくことがコツです。
最後に
市民パソコン教室長野校ではWindows10の入門講座をご用意しています。Windows7からWindows10へ移行した方やパソコンの基本を学習したい方に最適な講座になっています。
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