Microsoft OfficeのWord・Excel・Power Pointの2021年版初級編の講座を公開しました。
Word・Excel・Power Pointの中級編と応用編にAccessについても、準備が出来次第公開していきます。
複雑なMicrosoft Officeの種類
WordやExcel・Power PointなどのMicrosoft Officeはを購入するには大きく分けて3つの種類があります。
プレインストール版
パソコンの購入時にパソコンと一緒に購入するしかできません。
通販でパソコンを購入する場合にカスタマイズして購入することもできますが、一般的には店頭などでWordやExcelがプレインストールされた状態で販売しています。
プレインストール版の権利はパソコンに付随していますので、将来パソコンを買い替える場合には新たにプレインストール版を購入しなければいけません。
WordやExcelなどの更新についてはMicrosoft Officeのサポート期間でしたら同じバージョンで更新されていきます。
永久ライセンス版
以前からあるパッケージ版のMicrosoft Officeです。
2021バージョンが最後のなると言われていて、1ユーザーが2台までインストールすることができます。
同じバーションで更新はされますが、機能の更新は基本的にありません。
サブスクリプション版
毎月使用料を支払って使っていく方式です。
Word2021などのバージョンではなく、Microsoft365として機能も含めて最新バージョンに更新しながら使用していくことができます。
市民パソコン教室長野校の講座では便宜上Word2021やWord2019としていますが、サブスクリプション版をお使いの場合には、もっと最新の各講座を受講して下さい。
サブスクリプション版のMicrosoft365には個人向けや法人向けで様々なタイプが存在しています。
以上のように、同じMicrosoft OfficeのWord・Excel・Power Pointでも細かい仕様が異なっていたりしますので、ご購入についてご不明な場合には購入サポートも「市民パソコン教室長野校」でおこなっております。
Microsoft Officeの各バージョンのサポート期間
Microsoft Officeバージョン | メインサポート | 延長サポート |
Office 2013 | 終了 | 2023年4月11日 |
Office 2016 | 終了 | 2025年10月14日 |
Office 2019 | 2023年10月10日 | 2025年10月14日 |
Office 2021 | 2026年10月13日 | 無し |
Microsoft Officeの各バージョンにはメインサポート期間と延長サポート期間があります。
メインサポート期間ではセキュリティだけでなく機能の更新も行われます。
延長サポート期間では、セキュリティの更新だけがおこなわれます。
このメインサポート期間と延長サポート期間は、従来それぞれ5年間の合計10年間ありましたが、Office2019では延長サポートが2年間になり、Office2021では延長サポートが無くなりました。
尚、Microsoft365(サブスクリプション)は常に最新バージョンに機能も含めて更新されるので、毎月支払い続けている限りサポート期限の制約はありません。
Windows10とWindows11
2021年10月にWindows11が登場し、2022年9月末現在Windows10から要件を満たしたパソコンは無料でWindows11にアップグレードすることができます。
しかし、Windows11ではMicrosoft Office2013を使うことはできませんので注意が必要です。
また、Office2016と2019の延長サポート期限の2025年10月14日はWindows10のサポート期間終了と同じ日付けです。このように、マイクロソフトでは常に最新版が利用できるサブスクリプション版への移行を促しているように思えます。
世界情勢の不安定要素から、最近は不正アクセスなども増えてきており安全にパソコンを扱うにはサポートのしっかりした環境で利用することが求められています。
企業や個人の負担が増えるため対応していくのは難しい面もありますが、サポートが終了したアプリやOSを使い続けることは、本人だけでなくネットワークで繋がった第三者にも損害を与えることにもなりかねません。
最後に
市民パソコン教室長野校では、WordやExcel・Power Pointの各バージョンの講座を通じて操作の習得だけでなく、正しく利用することも学習することができます。
パソコンやスマホのお困り事のサポートもしていますので、お気軽にお問い合わせ下さい。